先日、介護予防について説明した記事でも書きましたが、要介護状態になるのを防ぐには、常日頃の生活習慣を見直すことが重要となってきます。
具体的には、
などが挙げられます。
とはいえ、ご高齢者さまごとに身体の状況はさまざまですし、ライフスタイルに関しても一人ひとり異なるのが実情です。
そういった個々の事情を考慮せずに、一方的に「運動をしてください」「外出して人と触れ合うようにしてください」と頭ごなしに指示しても、うまくいかないのは当然のこと。
予防介護をおこなう上で重要となるのが、個々の身体状況・生活習慣を考慮したうえで、適切な介護予防計画を立てるプランニングの部分です。
事前の計画が重要とはいえ、ご高齢者さま本人や、その周囲の介助者個人が介護予防サービスの計画を立てるのは現実的ではありません。
介護予防サービスの計画を作成する際には、お住まいの地域の「地域包括支援センター」にご相談されることをオススメします!
地域包括支援センターとは、2005年の介護保険法改正で制定された「地域住民の保健・福祉・医療の向上や介護予防マネジメントなどを総合的に行うため」の行政機関となります。
同センターには、保健師やケアマネージャー、社会福祉士などが滞在しており、それぞれの専門的な知見を生かしながら業務をおこなっています。
高い専門性を有する方たちが、ご高齢者さま一人ひとりの状況をふまえた上で計画作成をおこなってくれますので、非常に安心できますね。
いつまでも元気で自立した生活を送るためにも、ぜひ「介護予防」に取り組んでみてください!
地域包括支援センターにご相談いただくことで、専門家たちによる高度なアドバイスを受けることが出来ることは先ほどお伝えしました。
さて。この際に大事なのが、いかに「正しい情報」を保健師の方やケアマネージャーの方に伝えることができるかです。
「夜間、トイレには何回行かれましたか?」「外出されたのは何時から何時の間ですか?」
このような質問をされた際に、皆さんは正しい情報を即座に答えることができるでしょうか?
その日のうちに聞かれるならまだしも、日をまたいだ状態で先ほどのような質問をされても、困ってしまうという方が多いかと思います。
その点、見守りサービスが提供している「見守りセンサー」ならば、トイレやリビング、玄関などに取り付けることで、ご利用者様の生活パターンをきっちり把握できるようになります。
これら見守りセンサーによる検知データを、ケアマネージャーの方に提出することで、予防介護のケアプラン作成に役立てようというわけです!
検知データはインターネット接続可能なパソコン・スマートフォンなどから見ることが可能ですので、外出先での確認も楽ちん!
見守りセンサーは監視カメラではないので、ご利用者さまのプライバシーにも配慮されています!
適切な予防介護のプラン作成のためにも「見守りサービス」のご利用をぜひご検討ください!