意外に少ない？高齢者のご近所付き合い。諸外国と日本を比較したご近所交流の違いとは。

みなさん、普段どの程度ご近所の方と交流をしていますか？
核家族化が進み、プライバシーを優先する昨今の日本にとって、隣の住人すら顔も見たことがないという現状も少なくないのではないでしょうか。
かくゆう私も、同じ町内の人とはすれ違う際に挨拶をしたり、立ち話をする程度の交流しか行っていません。
私の周りの人にも聞いたところ、子供の年齢が同じ家族とは密な関係を築いてる家族もいますが、子供が大きくなるに従って段々交流が少なくなり、最終的には立ち話程度になっている人も少なくないようです。

これは日本だけのことなのでしょうか。
疑問に思ったので、諸外国のご近所付き合いについて調べてみることにしました。

諸外国と日本における近所付き合いの比較

平成27年度に内閣府が調査した「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」の中に「近所の人との付き合い方」という資料があります。
60歳以上の男女を対象に複数回答が可能で、「日本」「アメリカ」「ドイツ」「スウェーデン」の方にアンケートを行った結果が下記の表になります。

この表を見るとわかるように、「外でちょっと立ち話をする程度」の回答が最も多いのは、「日本」「アメリカ」「スウェーデン」となっていますが、日本の回答で気になるのが「病気の時に助け合う」「家事やちょっとした用事をしたり、してもらったりする」という項目の部分です。
この部分が他の国と比較して少ない事がわかります。
家族以外の人で相談し合ったり、世話をし合ったりする親しい友人がいない高齢者の割合も、日本が25.9％、ドイツ17.1%、アメリカ11.9%、スウェーデン8.9%となっており、調査対象国の中で日本が一番多い割合となっています。
（参考資料：平成28年度版高齢社会白書の各項目
URL:http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2016/html/zenbun/index.html)

これは、日本人の性格に関係しているのではないでしょうか。

日本人は「集団生活でのマナー」をとても大切にします。
このため、他人の気持ちを慮ることを重要視し、「他人に迷惑をかける人は悪」という雰囲気が社会全体に流れている気がします。
「他人に迷惑をかけない。自分の事は自分で行う」ということを子供の頃から躾されている日本人にとって、
他の人に助けを求めるのは、とても難易度の高いことなのではないでしょうか。
また、高齢者にとっての友人は高齢者の可能性が高いため、その大変さがわかるからこそ頼みづらいということがあるのかもしれません。

他人に頼りづらくても、助けが必要なときはあります。
その時はどのような方法があるのでしょうか。

助けが欲しいとき、日本人に合った方法とは

上記で記載下通り、日本人は他の人に助けを求めるのが非常に苦手な民族です。
その日本人の性格を考慮した方法が、近年の日本で発展しています。
それが、サービス産業です。
例を上げると、
・買い物宅配サービス
・お掃除サービス
・お料理サービス
・ファミリーサポート
等です。

「代金を払って、必要なサービスを買う」という方法ならば、気兼ねなく利用出来るということもあり、この分野はここ数年でもの凄く発展しました。

その中で特にサービス対象者として、熱い視線を送られているのが「高齢者」です。
一昔前は専業主婦が多く、お互いの両親の介護に主婦のみなさんは時間を割いていましたが、共働き世帯が増えた今、介護や日用品の買出し等の手助けは子供に行って貰うのが難しくなってきました。
昔は栄えていた商店街も、郊外の大手ショッピングモールに人気を奪われ、シャッター街になっているところも多々あり、自分で買い物に行くのも難しくなった高齢者にとって、「サービスを買う」というのはとても有効な方法です。

サービスの中で今後増えていくと考えられているのが、「見守りサービス」です。
高齢者施設の認可は、以前よ審査を緩くしたため認可が取れやすく、事業も始めやすくなったのですが、先々の見込みが甘い業者は、運営がうまくいかず廃業になります。
自分の入っている施設がなくなる場合、次の受け入れ先を探すのはとても困難です。
次の受け入れ先が見つかるまでの間、通常の独り暮らしではご自身もご家族も不安になるかと思います。
しかし当サイトが紹介している「見守りサービス」を利用すれと、24時間対応のコールセンターも有り、また消防との連携も取れているため、万が一の時にも対応可能です。

今後ますます需要が増えると思われる「見守りサービス」。
この機会に、一度当サイトの「見守りサービス」の詳細をご覧になられてはいかがでしょうか。

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