「親孝行 したいときには 親はなし」という言葉があります。
確かに親孝行をするタイミングというのは、なかなか難しいものです。
日々の忙しさにかまけて連絡を怠っていたら、そのままキッカケを失ってズルズルと。後に残るは後悔ばかり。
こんな経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。
親と子という最も身近な関係。だからこそ、改まって向き合おうとすると、どこか気恥ずかしさを感じる。
そんな風に思われて、足踏みをしてまっている方も多いかもしれませんね。
だからといって、いつまでも後回しにしておくわけにはいきません。
冒頭の言葉ではありませんが、「いつか・そのうち」なんて考えていると、いずれ後悔する日がやってきます。
親御さんが元気なうちに、できる限りの親孝行をしてあげるようにしましょう。
親孝行と言われて皆様はどういったものを思い浮かべますか?
何か贈り物をしてあげる?おいしいご飯を食べに行く?旅行に連れて行ってあげる?
人によっては、自分が元気で暮らしていることが一番の親孝行だなんて言う方もいるかもしれませんね。
物的なものから精神的なもの、果ては少々図々しいもの(笑)まで、さまざまな形の親孝行があるかと思います。
そのいずれにも共通しているのは、自分を育て、社会に送り出してくれた親への感謝の気持ち、親を慈しむ気持ちだと思います。
さて。ここで視点を孝行を受ける親側に移してみましょう。
高齢の親世代としては、どういったことをしてもらえると嬉しいのでしょうか?
プレゼントや旅行などの定番どころも人気ですが、それ以上に自身の身の回りの困りごとを、子供が解決してくれることが嬉しいという方が多いようです。
例えば、「病院に付き添ってくれた」とか「普段手が回らないようなところの掃除を代わりにやってくれた」とか。
ご高齢の方って、身の回りに困ったことがあっても中々言ってくれないんですよね。
自分の衰えに自覚的だからこそ、人に頼って「役立たず」と疎まれたくない。そういう風に考えてしまって、困りごとを言い出せずに苦悩しているご高齢者は結構多いんです。
そういった言い出しづらい身の回りの困りごとを解決してあげると大変喜ばれます。もしかしたら、こういうのが一番の親孝行になるのかもしれません。
もちろん親御さんの側から、「困っているからどうにかしてほしい」なんて言い出すことはまず無いです。
親子関係に限った話ではないですが、相手が何を求めているのかを知るには、じっくりと観察を続け、見極めてあげる必要があります。
親御さんの元に顔を出してあげてください。電話をかけてあげてください。
それらのやり取りから、悩みや不満を察してあげてください。
そういったプロセスの一つひとつだって、立派な親孝行です。
そうは言ったものの、日々の仕事が忙しい、実家との距離が離れているなどの理由で、頻繁には親御さんの元に顔を出せない方も多いでしょう。
そういった方は『見守りサービス』のご利用を検討されてみてはいかがでしょうか?
忙しいアナタに代わって、大切なご両親を見守らせていただきます。
親御さんが困っていれば、問題を解決するお手伝いをいたします。
見守りサービスは単なる安否確認サービスではありません。
昨今の見守りサービスを語るうえで欠かせないキーワードは「親近感」と「思いやり」です。
ご高齢の方たちが生き生きと老後を過ごせるように「安心感」を提供する。それがこれからの見守りサービスのあるべき姿だと、私たちは考えています。
また見守りサービスを通して、親御さんの日々の暮らしを知るということは、親子の会話をするキッカケにも繋がります。
実際、見守りサービスを利用し始めてから、かえって親子の会話が増えましたと仰られる利用者様も多いんですよ?
ご高齢者に安心を提供する見守りサービス。
ある意味では、親孝行の代行サービスといえるかもしれませんね。