本日介護に関するニュースをテレビで見ました。
テレビに出ていたおばあちゃんは「脳梗塞」が起きたことにより、体の自由が利かなくなったと言っていました。
脳梗塞が起きるまでは誰よりも元気に暮らしていたのに、病気になってから外に出ることもなくなり、介護が必要な生活になったということでした。
そういえば、「脳梗塞」のニュースを聞くとき、患者は高齢の場合が多い気がします。
そこで「脳梗塞」と「高齢者」の関係について調べて見ました。
脳梗塞は高齢になるほどかかりやすい病気だと言えます。
なぜ高齢になるほどかかりやすいのでしょうか。それは、脳梗塞が起きる原因に関係があります。
脳梗塞とは、脳の血管にコレステロール等がたまることで血栓ができ、脳の血流が悪くなるために起きる病気です。
少しずつ溜まったコレステロールが血管を防ぐようになる頃には、高齢になっている可能性が高いのです。
また、高齢になると寒さや暑さ等の気温の変化が感じにくくなります。
このため、水分の摂取量が減り、血液中の水分が減ることにより、サラサラ血液からドロドロ血液になりやすくなります。このため血管がつまりやすくなるのです。
意識的に水分を飲み、定期検診をしている場合は問題はないのかもしれません。
しかし病気は突然襲ってきます。日本人の死亡原因の第4位である脳梗塞は決して自分とは無関係といえる病気ではないのです。
脳梗塞は脳の病気です。脳の血流が止まるため、発症して時間が経つほど脳に致命的なダメージを与えます。
発症したら早期発見・早期治療が回復の鍵となりますが、高齢者の一人暮らしが増えている現代では早期発見が難しいケースもあります。
若い人でも脳へのダメージによっては、過酷なリハビリを行っても元の生活に戻るには困難な場合もあります。
高齢者の場合、治療中に体力が落ちリハビリを行うことも難しく、たとえ自宅に戻れたとしても、発症前のように自分で家事などを行うことが難しくなります。
できない事が増えるため、徐々に自分から動くことがなくなり、介護生活に突入してしまうのです。
このため、できるだけ自分で生活を行いたい高齢者にとっては早期発見が大切なのです。
早期発見のためには、前兆を見逃さない事が重要です。
脳梗塞の前兆は
・ろれつがまわらなくなる
・めまいや立ちくらみがおきる
・口が閉まらなくなり、ヨダレを垂らしてしまう
等様々な症状があります。
ご家族と一緒に暮らしていたり、介護支援を受けている人ならば周りの方が異変に気づくでしょう。
しかし、一人暮らしの場合は難しいのではないでしょうか。
まして、話に支障が出始めたり、ヨダレが垂れたりしていたら、知人には会いたくないと思ってもおかしくありません。
不安で誰かに相談したいと思ったときどうしますか?
当サイトで紹介している「見守りサービス」で使用している「見守り連絡装置」には「相談」ボタンがあります。
この「相談」ボタンを押すとコールセンターにつながるため、相談をすることができます。
顔が見えない分、知人等には話せないことも話すことが出来るのではないでしょうか。
コールセンターには看護士や介護福祉士などの専門の知識を持つスタッフが居るため、病気に関して早めにきづく可能性も高いと思います。
壁に常設している親機の他、ペンダント型連絡装置があります。範囲は家の中だけですが、防水機能もついているため気兼ねなく水回りのことを行うことができます。
家の中にいるときに体に異変を感じたらペンダントの中央にあるボタンを押してもらうと、コールセンターに連絡が入り、コールセンターからご家族や企業に連絡を行います。
誰も対応ができない場合は消防と連携をとって対応を行うため、早めの対応が可能となります。
また、ペンダント型連絡装置を持っていない場合や押す余裕もない場合でも、人感センサーで異常を察知する事ができるため、比較的早めに対応することができます。
脳梗塞だけでなく、どんな病気であっても「早期発見・早期治療」はとても大切です。
その助けの一端となる「見守りサービス」の使用を、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。