見守りサービスと一言でいっても、そのサービス内容は多岐に及びます。
豊富な選択肢がうれしい反面、それぞれのサービスの違いが良く分からない。結局どのサービスを選べばよいのだろう?
そんな悩みをお持ちのご利用者さまもたくさんおられることでしょう。
そんなお悩みをお持ちの方のために、この記事では高齢者の見守り・安否確認サービスについてタイプ別にまとめさせていただきました。
各タイプの一般的なサービス形式と、そのメリット・デメリットを簡易的にではありますが、記載させていただいております。
皆さんのサービス選びの参考としてご利用くださいませ。
※この記事に記載している各サービスの概要は、あくまでその形式のサービスにおける一般的な傾向です。個々のサービスの詳細につきましては、それぞれのサービスを運営している事業者さまにご確認をお願いいたします。
※見守りサービスの価格を比較したい。相場を知りたいという方はこちらの記事へ
ご利用者様の自宅に各種センサーを取り付けることで見守り・安否確認を行う形式のサービスです。
センサーによる見守りですので、ご利用者さま(見守られる方)の生活リズムを崩すことなく24時間365日見守ることが可能となっています。
最近では、センサーの検知レポートをPCやスマートフォンに送信することで、見守る側の方がご利用者さまの生活パターンを把握できるようなサービスも増えてきています。
決められた時間に掛かってくる自動配信の電話(メール)に対して、返答を行うことで安否確認を行うタイプの型式です。
サービス内容は、きわめてシンプルで、安否確認サービスにおける入門サービス的な位置づけともいえます。
決められた時間に担当オペレーターがご利用者さまに連絡をする、あるいは予めご利用者さまに連絡装置をお渡ししておき、緊急時には連絡装置を通してオペレーターとやり取りをする形式の安否確認サービスです。
連絡方法・コールセンターとの連携の仕組みなど、サービスごとの差異が大きなタイプです。事前にしっかりとした確認が必要でしょう。
専任のスタッフが定期的に訪問・巡回をしてくれるタイプの見守りサービスです。
直接ご利用者さまの自宅にお伺いすることで、ご自宅の状態および周辺環境も含めた包括的な見守りを行うことができます。
見守られる側に連絡用の機器をお持ちいただき、見守る側の携帯・スマートフォンに専用のアプリなどを追加することで構築する簡易見守りサービスです。
非常に安価(場合によっては無料)で利用できますが、緊急時の対応については見守る側の対応力に依存しますので注意が必要です。
食事・郵便物などの宅配時に見守り・安否確認を行ってくれるサービスです。
宅配業者が持っているネットワークを駆使して行う見守りサービスで、今後の発展が期待されます。
ここまで一般的な見守りサービスの特徴やメリット、デメリットについてお伝えしてきましたが、上記以外にも実にさまざまなタイプの見守りサービスが存在しています。
一例として、靴にGPSを内蔵した「見守りシューズ」なんてものもあります。
徘徊癖のある認知症の方を見守るのに有効なんだとか。
他にも事前登録した見守り人のスマートフォンを介して、ビーコンをやり取りすることで、見守り対象がどこにいるのかを特定・確認できるソーシャル型の見守りサービスなんてものもあったり。
将来的にはapple watchに代表されるようなウェアラブル端末を活用した見守りサービスや、介護ロボットを用いた見守りサービスが出てくるのではないか、なんて話もちらほら聞きますね。
技術の進歩に併せていろいろと形を変えていっている見守りサービス。
私たちもお客様にとってのベストサポートを提供できるよう、変化と挑戦を続けていこうと思います!