高齢者ライフサポート メニューづくりをはじめよう

高齢者ライフサポートビジネスをスタートしていく上で、まず考えるべきことが「サービスメニュー」づくりです。特に、

◆できるだけ細かく単品メニューを提示すること
◆それぞれのメニューに金額を明記すること

これらはメニューづくりにおいて必須の要件です。その上で、今回はメニューづくりを進めるポイントをいくつか書いていきたいと思います。

 

メニューづくりの下準備

 いざメニューをつくっていくときの下準備として、依頼された作業を行う体制を考えておかなければいけません。

○自社のスタッフで作業ができるのか?(内製可能か?)
○どの作業が自社でできて、どの作業は自社でできないのか?
○自社で対応できない場合の協力業者さんの対応は?

 などをしっかりと整理していく必要があります。その上で、外注対応する場合に、業者さんの開拓を行っていくということになるでしょう。
イラスト縦 実は、自社スタッフで内製できるところの方が少ないという現実があります。
 業者開拓など、ビジネスコンサルタント企業からサポートを受けて進めている企業様も多くいらっしゃいますし、近年ではネット市場の拡大により、様々な情報をインターネットを通じて取得する事が可能となっております。
「どうやって業者を探せばいいの?」という会社さんはコンサルタント企業様にご相談したり、インターネットで検索していただければと思います。

 

メニューリストをつくろう

 そうした下準備をしていった上で、メニューリストを書き出すことになるのですが、「できるだけ細かく」といっても、果たしてどのくらいの数のメニューをつくればいいのかという疑問がわいてきます。
 
 あるコンサルタント企業様が普段からクライアントさんに言っているのは、「70~100種類くらいのメニューを作成してください」とお願いしているそうです。
 高齢者を対象とした企業様が行う主なビジネスをカテゴリーとして、【水廻り】【電気・エアコン】【内装】【外回り】【ハウスクリーニング】【不用品整理】【その他代行サービス】と分類すれば、7つのカテゴリーになります。
 それらのカテゴリーに対して、1カテゴリーあたり10以上のメニューをリストアップしていけば、70~100種類のメニューリストを作ることは可能だと思います。

 

依頼の多いメニューは!?

 メニューをやみくもに羅列するだけではなく、できる限り反響が多く獲得できるメニューを選んでリスト化していきたいものです。
 依頼の多いメニューがわかっていれば、そうしたメニューを重点的に盛り込むことで、よりお客様のお困りごと、ニーズにマッチしたメニュー提案ができることでしょう。
 
 実はこれに関しては、コンサルタント企業様によっては現在複数の会員さんのご協力をいただきながら、過去の作業依頼データの収集、分析を行っているところもあるようです。
そうしたデータ収集、分析を通じて、

◆年間を通じて依頼が多いメニューは?
◆春・夏・秋・冬、それぞれの季節で依頼の多いメニューは?
◆地域、商圏人口によって依頼の多さに特性や傾向はあるのか?
 などがわかるようになります。

SEO対策を自社で行える企業様であれば、自社でアクセスされたページを調べる等して対応を考える事も可能かと思いますが、現状としてはなかなか難しいかと思います。
そのような時は、一度コンサルタント企業様の手を借りるのも有用な手段だと思います。
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公開日:2016年9月16日  カテゴリー:
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