今、巷ではWebサイトを使った集客も注目を浴びていますが、高齢者の方々はほとんどWebサイトを活用しません。
やはり、高齢者を狙った販促はまだまだ「チラシ」が一番効果的であると言えます。
そこで、今回は当たるチラシとはどんなチラシなのかご紹介していきたいと思います。春に向けてチラシを打とうと考えていらっしゃる方、必見です!
まず、当たるチラシとはどんなチラシなのでしょうか。
実はその答えはいたって簡単です。それは、自社の地域(商圏内)で一番のチラシを作ればいいのです。
船井総研では、お客様や仕事、情報、全てのものが一番に集中すると考え、必ず地域で一番のチラシ作成をコンサルティングしております。
ではどのようにすれば、地域で一番のチラシを作成できるのでしょか。
それは、地域で一番品揃えの良いチラシを作成すればいいのです。
これを聞くと、そんなの大手にはかなわないとお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、そんな事は決してございません。
今回はこの地域一番の品揃の仕方を具体的にご紹介します。
様々な企業のコンサルティングをしていると、実は以外にも自社の強みの商品をしっかりと知らない方が多くいらっしゃるように感じます。
具体的に強みとは、「他社よりも品揃えがある」や「他社よりも仕入れ力」があるなどです。
このように他社と比較して自社の商品がどうなのか、意外にしっかりと把握されていないケースが多いです。
そのため、例えばシニアホームケアビジネス研究会では、会員様が地域で一番のチラシを作成するために、皆様でメニューの洗い出しなどを行っています。
このように自社の商品を会員様の中で共有する事で、自社の本当の強みの商品が浮き彫りになってくるのです。
その他には地域内の競合他社のチラシなどを見て、各商品の品揃えや価格帯をチェックする事も有効だと言えます。
自社の強みが明確になれば、次は地域一番のチラシにするためにどのような打ち出し方をするかです。
もちろんチラシの配置やキャッチフレーズも大切ですが、今回は地域一番になるための品揃えの「数」についてご紹介します。
人間は既存のものよりも1.3倍の差がひらくと一目でその差を実感するようになります。
つまり、この心理学的数値の1.3倍以上の差を自社の強みの商品で実現する事が重要となります。
例えば上の表で行くと、自社は水周りの工事に強い事が分かります。
しかしながら、改善前は競合と品揃えの差が分かりづらい状況にありました。
そこで、水周りのメニューの品揃えを10個と競合に1.3倍以上の差をつけることで自社の強みを明確にしたのです。
必ず仕事は1番の店に集中します。ぜひとも皆様も春の販促チラシに向けて自社の強みを明確にした地域一番のチラシの作成をしてもらえればと思います。
※この記事は株式会社船井総合研究所の協力のもと、同社発行の「シニアホームケアジャーナル」を一部改訂してお届けしています。