研修で「プロの意見」と「生の声」を聞く

セミナー 今回は見守り装置メーカーが主催する「設置研修」についてご紹介をさせて頂きます。
 実は昨年の年末にメーカーの設置研修に参加させて頂きました。
 研修では、見守りサービスを営業する上で必要な知識を今までの実績や事例をもとに教えて頂きます。詳しくはもちろん設置研修に出て頂くのが一番ですが、ここでは設置研修で学べる3つのポイントについてご紹介させて頂きます。

 

設置研修で学べる3つのポイントとは

①見守りサービスの実績が聞ける
研修では、まずどのような形で見守りサービスがご高齢者の命を救ってきたかということを過去の統計から教えて頂けます。例えば、通報の種類はセンサーが60%、緊急連絡装置が23%、火災通報が17%だそうです。また、1万4000件のご利用者様がいらっしゃっても、緊急ボタンを押される回数は1日にたった2.5回だそうです。
 さらに緊急連絡装置を通したコールセンターとのやり取りや、駆けつけにより実際に助かった事例などについても具体的に伺えます。
 この話を聞けば、より見守りサービスを設置する価値が分かり、お客様に対しての営業トークとしても活用していけます。

②設置工事のポイントが分かる
緊急連絡装置 設置研修では、電話線の接続や、データのやり取りの確認など、1から丁寧に教えて頂けます。工事のド素人の私でも1日でしっかりと設置できるようになりました。
 設置は、とってもシンプルですが、ご高齢者やそのご家族とトラブルを起こさないための注意点や確認作業の進め方は、過去1万5000件以上の設置をされている取り付けのプロに聞くのがやはり一番でした。

 例えば、見守りサービス設置後のトラブルで最も多いのは、「固定電話の音声にノイズが混ざっている」というトラブルだそうです。このようなトラブルが起きないように事前にどのように確認を取り、ご利用者様に説明するのかなど、そのポイントも丁寧に教えて頂きました。

ご利用者様の生の声を知れる
 設置研修場には、今までに寄せられたご利用者様の声がたくさん展示されています。その中には、見守りサービスで一命を取りとめた方からのお手紙もあり、本当にこのサービス がご高齢者のお役に立てることを実感できます。

 
 見守りサービスを地域に展開するためには、やはり商品の付加価値を知る必要があります。そして、生の事例を知り共感することで、自社に帰ってその地域で見守りサービスを展開していけるのだと思います。まだ、設置研修をまだ受けていないという方には是非受講されることを強くお薦めいたします。

公開日:2016年12月1日  カテゴリー:
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