以前「シニアビジネスにおけるWEB対策の必要性」の回で、シニアの方でもWEB利用率は高くなってきており、シニアビジネスにおいても、WEBの重要性は今後一層増えることが予想できることをお話させていただきました。
そこで今回は、Web利用者が増えている今、自社のホームページから受注できる仕組みに関してお話させていただきます。
ホームページから集客するには、
①検索ページにホームページが表示される
②ホームページにアクセスされる
③問い合わせ(メール、電話)
④受注
以上、4つの順番で成約となります。
4点全て重要で、それに対しての対策をしていかなければなりません。
しかし、4点の中でも1番重要なのは、①の検索ページに表示されることです。下図にあるように、①~④に至るまでの割合はある程度決まっています。(問い合わせから受注にかけては、さらに増やすことは可能です。)
つまり、検索ページ表示数を増やせば、自然と受注数が増えることになります。
では、検索ページでの表示数を増やすにはどうしらいいのか?
①SEO対策を行い、検索順位を上位表示させる。
②リスティング広告などのネット広告を出す。
この2点が、検索表示数を増やせる対策になります。
①、②のどちらをしたらいいのか?と思われるかもしれませんが、両方とも行うことが、効果的に表示数を増やせることになります。
ある整骨院では、SEO対策とリスティング広告を行うことで、HPからの集客数は、5倍以上になりました(4~5人→20人~25人以上)。
SEOとは、日本語で、「検索エンジン最適化」と呼びます。つまり、Yahoo!やGoogleなどの検索サイトで、あるキーワードで検索した際に、上位表示されるようにするための対策となります。
SEO対策は、上位表示されるまでに(結果出る)半年~1年ぐらいの時間がかかります。
また、検索順位が1位のサイトと11位のサイトでは、サイトへのアクセス者数は25倍以上にもなります。上位表示されるほど、クリック数が増えるので、BtoCの企業では、SEO対策にかなりの費用を掛けています。
そこで、自社ででき、費用を掛けずに行う対策は、ホームページのブログを書くことです。市販のブログの書き方の本を読んで書くだけでも、十分なSEO対策になります。
リスティング広告の場合は、即効性は高いが、上手に運用しなければ、「費用対効果が悪い」、「表示されない」ということが起こります。ホームページ会社に任せきりだと上手く機能しないことが多いです。
専任のWeb担当者を置き、少し勉強するだけでも結果は出てきます。
これを機に、自社のSEO対策とリスティング広告を見直し、ホームページからの受注数を増やしていきましょう。