今回は生の事例紹介です!
増子建設様が高齢者向けに特化した見守りイベントを開催いたしました。その模様をどこよりも早くご紹介したいと思います。
増子建設様はリフォーム事業の他に、訪問介護やデイサービス、ストレッチ・整体教室など高齢者の生活をサポートする様々な事業を展開されています。
このような高齢者向けビジネスを知ってもらうこと、そして見守りサービスの認知度を上げること、そしてあわよくば、見守り会員の獲得をすることが目的です。
そのためにイベントを1ヶ月以上前から企画をして進めてきました。
当たり前ですが、イベントは地域の方のためのボランティアでやっている訳ではありません。
ターゲットを意識したチラシの作成、来場してもらいやすくするための会場作り、来場してもらってから少しでも長く滞在していただくためのイベントコーナー作り、来場後に営業や受注につなげるための帳票やアンケート作りなど受注までのフローを明確にし、1つ1つ対策を練っていく必要があります。
例えば、チラシも折込2万部、ポスティング1万部弱と販促もしっかりとかけました。チラシの内容や掲載するイベントのコーナーも高齢者の向けに合わせました。
結果としては、立地が非常に悪い中でもチラシからの反響は15件近くあり、既存客を入れて35名近くのお客様に来場をしていただき、イベント会場は大変な賑わい感がありました。
今回の具体的なイベントの企画方法・設営のポイント・集客、販促の秘訣はまた研究会で共有していきたいと思います。
そして、来場して頂いた方に早速私と増子様の方でご説明と営業をかけさせていただきました。
しかし、想像通りほとんどの高齢者の方が見守りサービスをご存知でありませんでした。
まずは見守りサービスとは何なのかというところからのスタートです。
しかも、元気な高齢者は「いいと思うけど、私は必要ないけどね」と他人事でした。
何名かに見守りサービスのご説明をして改めて感じましたが、やはり見守りサービスへのニーズはありますが、非常に緊急性が低く即決にはならないケースがほとんどです。
しかし、今回のイベントを通して、高齢者の方から見守りサービスに対するご要望やその他お困りごとをヒアリングできたことも非常に大きかったです。
今後はこのように各社が見守りサービスの集客・販促をどんどんと行っていき、たくさんの事例を共有していけるように船井総研としてもサポートしていきたいと思います。
また、見守りの営業の極意やルール化などもまた研究会で共有していけたらと思います。
※この記事は株式会社船井総合研究所の協力のもと、同社発行の「シニアホームケアジャーナル」を一部改訂してお届けしています。